ヴァーチャルオフィスを調べてみた。

ヴァーチャルオフィスを調べてみた。

創業当時はなにかと資金繰りが難しいものですから、従業員を雇い入れるなど考えられません。

何もかも一人でしなければなりません。

そんな苦労は判り切ったことですからいいのです。

もともと社会的信用など全てこれから構築していくという時期に、私は取引に関わる失敗を犯してしまいました。

私の興した新規事業には、「原料仕入れ」を伴うものがありました。

事業としてスタートさせる前に仕入れ先その他の根回しを完了させているのですが、思わぬアクシデントに見舞われました。

仕入れ先として取引開始に伴う契約その他を済ましていた会社が、突然その商品を扱わないこととなったのです。

海のものとも山のものとも知れない弊社との取引に、支払いサイトの設定を下さった会社だったのです。

諸事情はあったのでしょうが、これには参りました。

そこで一からその仕入先を探さねばなりません。

あるにはあっても、支払いサイトにご配慮いただけるかどうか、それも大きな問題です。

それでも知人の尽力もあり、なんとか見つけることが出来ました。

取引契約書一式を、簡易書留郵便にてお送りいただくこととなりました。

必要書類や捺印などを揃え返送し、取引開始となります。

しかし、これが全く事務所に届かない。

なにかご事情があるのだろうと、こちらもそのまま待っておりました。

すると10日後ほどでしょうか、先様より「簡易書留郵便が戻ってきた」との連絡を頂戴しました。

取引申し込み並びに弊社からの希望取引条件なども提出後、先様の弊社に対する調査開始。

そうして先様の社内審査も通ってからの契約書の取り交わしであったのですが、「こういうことでは」と一旦白紙に戻ってしまったのです。

私が一人で事務所の切り盛りをし、創業当初は営業力だ!と言わんばかりに外回りに没頭していましたから、郵便物を受け取るのは夜遅くになります。

不在票が入っていれば当然対処いたしますが、その簡易書留郵便の不在票はたまたま多かったDMに紛れ、私の目には届かなかったのです。

不運とは言えこちらの手落ち、先様には言い訳もできません。

私は「これはいけない。。。」と頭を抱えました。

従業員を雇うとなれば、月経費はグッと上がります。

それだけの余裕はまだありません。

しかし同じ手違いというものは、再度起こり得るのです。

そういえば。。。と思い出したのがバーチャルオフィスでした。

急いで調べると私が見たバーチャルオフィスの広告には、電話受付代行、郵便の受け取り、転送、そういう個別契約もありますし、登記簿上の会社所在地にも出来る旨が書かれてありました。

私は現事務所で会社登記をしていますから、所在を置いていただく必要はありません。

この中で早急に必要なものは郵便の受け取りだけです。

転送手続きを終えれば転送不可郵便以外は全て転送されますから、受け取りが出来なかったなどのアカっパジは極力抑えられます。

これだけのお願いだと月の経費負担も大したことはありません。

「こんな値段で信用が買えるなら」と、私は契約に行きました。

転送不可郵便には神経質にならねばなりませんが、普通郵便が紛れてしまったりは有り得ないことになり、随分と安心出来るようになりました。

早く従業員を雇えるようになりたいと願っていますが、取り敢えず今は身の丈を考えこのバーチャルオフィスにお任せしています。